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タイトル 蒼空の温泉歌
投稿日: 2009/10/01(Thu) 21:54
投稿者Ryo

(お、おっきい・・・)
蒼風は目を丸くしていました。
ここはとある森に湧いた温泉。怪我や疲労から様々な病気まで万能の効果があると人間以外に評判の名湯。
しかし今の蒼風の頭からそんなお題目は一切吹き飛んでいました。彼女の目は目の前の揺れる四つの巨大な膨らみに釘付けです。
まるでスイカかメロンのようにたわわに実った果実は気持ちよさそうに浮かんでいます。
「・・・蒼風ちゃん?どうしたの?」
「ぼーっとしてるけど、だいじょうぶ?」
おっぱいが、もといその持ち主である双子のエルフが心配そうに声をかけてきました。その声に蒼風はようやく正気に戻ります。
「あっ、だ、だいじょうぶ、なんでもないですっ」
あわててパタパタと手を振って否定する蒼風。ついでにその大きな猫耳もパタパタと揺れます。
「あんまり気持ちいいからぼーっとしちゃいました、あ、あはは」
まさかその見事なおっぱいに見とれていたとは言えません。
「そう?傷が痛むのだったらすぐに教えてね」
「は、はい・・・」
そんなことはつゆ知らず、純粋に心配そうな目を向けてくれる優しいエルフに自分の邪心を恥じる蒼風です。
しかし、この差はどういうことでしょう。自分の胸を見下ろして蒼風は憂鬱な気分になりました。
ぺったんことは言わずとも、少し、ほんの少しだけは膨らんで見える胸。でも厚手の服を着ればあるかないかも分からなくなってしまうような自分の胸。
同じ人間・・・というわけではないけど、同じ女性なのに、あんまりな違いではないでしょうか。

ちなみになぜ蒼風がこんなところにいるのか。それはとても簡単な話。
ある日風で飛ぶ練習をしていた蒼風が森に入ってみたところ、空気の流れが悪い環境でコントロールを失い、あちこちの木にぶつかって気絶していたところを双子のエルフに拾われたという間抜けな話です。
体中に軽い打ち身や擦り傷を作ってしまった蒼風ですが、ソフィの手当てのおかげでそれらはもうほとんど治っています。
今日は蒼風がこの森を去る日ということで、最後にみんなで温泉に入りに来たのでした。

「んーっ・・・やっぱ温泉は最高ね」
少しキツい目をした姉のエルフ、リエールが軽く伸びをしました。ぶるんと揺れるおっぱい。
「最近、寒くなってきたものね」
優しい目をした妹のエルフ、ソフィがそれに答えると、彼女のおっぱいもぷるりと震えます。
「うんうん・・・ところでソフィー?」
ふと、リエールが意地の悪い笑みを浮かべました。
「なあに?」
「えいっ」
彼女の方に向き直るソフィ。その胸にリエールがさっと手を伸ばしました。むにゅり。
「きゃあっ!?」
(にゃっ!?)
「ボディチェックの時間ですよー」
むにむにふよふよほわんほわん。ソフィのメロンがリエールの手によって次々と形を変えていきます。
いろいろな意味で衝撃的な光景に蒼風は目が離せません。
「ちょ、ちょっとリエール・・・」
「うーん、ソフィまた少し大きくなったんじゃない?」
なんと。あの胸はまだ成長中なのでしょうか。蒼風がまた目を丸くします。
「もう、そんなことない・・・ほら、蒼風ちゃんだって呆れてるじゃない」
「ちぇ。ごめんね、はしゃいじゃって・・・蒼風?またぼーっとしてるけど、だいじょうぶ?」
心配そうな目を向けてくる二人に、蒼風は意を決してずっと気になっていた質問を投げかけました。
「・・・あっ、あのっ!どうやったらそんなにおっぱい大きくなるんですかっ!?」
『ええっ?』
二人が驚いて顔を見合わせました。
「わたし、その、こんなですから、どうしたらそんなになるのかって・・・」
「蒼風ちゃん・・・」
「ふむふむ、なるほどねー」
真顔に返ったリエールがおもむろに蒼風の胸に手を伸ばしました。ぺた。
「っきゃー!?」
「ちょっと、リエール!」
「うーん、これは・・・」
ぺたぺたふにふに。10人束になってもソフィに敵いそうのないうすーい胸をリエールの手が撫でていきます。
しばしまさぐったあと、リエールはその手を離しました。
「なるほど・・・」
「ど、どうですか?」
「だいじょうぶ、大きくなるわ」
リエールが笑って言いました。
「体つきはしっかりしてるもの。ちゃんと毎日おいしいもの食べて、毎日ぐっすり寝る。それだけで十分よ。ソフィも昔は小さかったのよ?」
「ええっ」
蒼風には想像ができませんでした。なんとなく二人は自分と同じぐらいの頃からすでに胸が大きかったんじゃないかという気がします。
「あとは・・・そうね」
リエールがさっきのような意地の悪い笑みを浮かべて今度はソフィの胸に手を伸ばしました。ふにゅふにゅ。
「きゃあ!?」
「こんな風に誰かに揉んでもらうとかー?」
みっしり。うにゅうにゅ。
「もう、リエール、蒼風ちゃんは真剣に聞いてるんだからふざけないの!」
「あら、ふざけてないわよ?有名な話なんだから。それに現にこうして昔から私が揉んであげたソフィの胸はこーんなに立派になったじゃない?」
うよん。くたー。
「わ、分かったから、もうやめてってば・・・」

じゃれあう二人。先ほどは目を奪われた光景ですが、今の蒼風の目には映っていません。
今の蒼風の頭の中では「揉んでもらう」という言葉がぐるぐると回っていました。
誰に?自分にそんな相手は一人しかいません。直接触れることも、言葉を聴くことも叶わないけど、優しくて少しエッチな彼。
(あの人に大きくしてもらう・・・)
それを想像した瞬間、ぼっと顔に火がついたような気持ちになりました。頭がかーっと熱くなり、なぜか目の前が暗くなっていきます。
じゃれあっていたソフィとリエールは蒼風がくたりと湯船に倒れ掛かったのを見て彼女の異常に気づきました。
「蒼風!?」
「大変、のぼせちゃったのかしら!」
慌てて蒼風を介抱しようとする二人。
蒼風は遠くなる意識の中で慌てる二人の声を聞きながら、ぼんやりと「帰ったら彼に頼んでみようか」と考えていました。
彼はどんな顔をするのだろう。慌てるかもしれないし、もしかしたら喜ぶかもしれない。その少し楽しい光景を夢想しながら、蒼風は意識を失いました。

おしまい。







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どうも、あとがきのようなものです。
双子のあったかシェルと蒼風を一緒に立てたらこんな光景が浮かんだので書いてみました。意外と大変でした。
蒼風かわいいけど結構扱いにくいキャラしてるよね・・・自分でもこれは蒼風らしさがいまいちだと思う。なんだかハッピーブルーの他の子達が入ってるような・・・うーん。
ところで温泉話なのにぜんぜんエロくないですね。えっちいラノベぐらいにはえっちくしようかと思ったりもしたんですが自分で赤面しました。俺には無理でした。
ええ、こんな作品ですが見てくださって本当にありがとうございました。

ちなみに蒼風が気絶して終わっちゃってますがこの後普通に気が付いて街に帰りますよ。そして揉まれますよ。


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